スポンサーリンク

夢を現実に③ 具体的な解説 CF期間中を振り返る(中盤)

発酵の記録

夢を現実に③ 具体的な解説 CF期間中を振り返る(中盤)

さてここから中盤戦に入ります。前半のスタートダッシュも題字ですが、大きな動きがなく忍耐が必要なこの期間。じっくりとそして確実に 自分たちが一体何を考え、何をしたいのかを明確に訴えて支援をお願いしていきます。ポイントは味変でした。具体的には動画のup、トップ画像の変更です。

これらはぼんやりとしていたプロジェクトに決定的なリアリティを与えたいと思ったものでした。

2021/11/21 達成率42.2% 新着 本日開山忌

この日は一休禅師のご命日でした。開山忌といって御開山のご命日をお祝いします。法事というのは故人を悼むものでもありますが、その人を賞賛することでもあります。特に禅宗では祖師は仏法を今に伝えることに貢献をされた方たちです。最大の賛辞を贈ります。今回のチタンでの修繕プロジェクトはこの点が何よりも大事です。何のための修繕なのか、そもそも開山堂の建物の意義は大応国師の存在、そこにあります。コロナ禍の為、お坊さんのみにご出頭頂きました。昨年は開催すらできなかったので開催できたことはとてもありがたかったです。

■新着 本日開山忌

本日は一休禅師のご命日です。お寺では開山忌の法要を行います。京都市内より一週間ほど紅葉が早い南山城。開山忌のこの日、禅師の命日に合わせたかのように境内は真っ赤に彩られます。こちらの映像はmontfilmによるものです。montfilmとは前回のクラウドファンディングのライトアッププロジェクトからのお付き合いです。私は一休寺の移ろう四季を映像に残したいと考えています。それは懐古主義的なものではなくその一瞬、一瞬を切り取りたいと思うからです。一期一会、その時は一回きりで永遠です。しかしその一瞬はこれからも起こり続けます。今の一瞬と未来はつながっています。またこちらの写真は写真家の 三宅徹氏 のものです。三宅氏は京都の祭りや四季の風景を撮り続けています。彼ともライトアッププロジェクトがご縁で知り合いました。

今の時代、機材のハードルは低くなりカメラマンもたくさんいます。しかし私のしごとの基本は撮影を依頼するそのカメラマンと同じイメージを共有できるかです。いくら技術があっても同じものを共有できないと満足いく仕事はできません。仕事までの間、どれだけ時間をかけて話を出来るか が仕事の出来を決めているように思います。

11/22 達成率43.4%

40%の時が実は一番しんどかったからもしれません。ただこの時期は秋の繁忙期。良いのか悪いのかそれをも忘れるほど忙しく。ひたすらご朱印を書いていました。ありがたいことに昨日の開山忌には全国の一休禅師ファンがお参りもかねてご拝観に来られていました。朝九時からぶっとおしで五時の閉門時には真っ白に。本当はオンラインミーティングの予定でしたがすっぽかしてしまうことに!
あーーー!本当に申し訳ありませんでした!!新着は更新なし

11/23 達成率43.9% 新着 木下孝一の考えていたこと①

じわっとですが支援は続いています。0.1%が大事です。終了後、ミーティングでもこのゆるやかでも支援が途切れなかった点を評価していただきました。見た目に派手な変化はありませんが、気持ちはしっかり届いています。これに一番勇気づけられました。新着は以前にもご紹介した常足亭のムック本から木下孝一棟梁のお言葉です。こちら巻末に木下孝一が考えていたこととして棟梁の言葉が掲載されています。金言ばかりです。私も非常に感銘を受けたので是非紹介したいと思いました。そのまま抜粋しています。

■新着 木下孝一の考えていたこと①

今回、使用するチタンの屋根は棟梁故木下孝一の発見でした。チタン屋根は金閣寺の常足亭でも使用されていますが、そちらの仕事をまとめたムック本より棟梁のお言葉を抜粋。ご紹介します。

《「実際に材料を手に取って触れる」 素材の話

設計者や行政のいいうことをそのまま鵜呑みにしている大工が多いけど、私は出弟子の時分から、素人に使われるっていうのは大工として一番恥ずかしいことと思えと親方に、きつくいわれて育ってきました。何事にも本質を見極めてやらないといけません。材料でも徹底的に追求しますよ。木でも土でも自然素材は長持ちするし、環境や健康に悪影響のない材料として見直されてきているけれど、それはとても奥が深く、机上の学問だけで理解するには無理があります。

自然の素材は産地によって性質が違います。いや、同じ産地であっても、例えば吉野の山から伐った木でも一本一本がみな違います。その木の一本一本を見て、どの木が強いか、どういうクセがあるか。どのぐらいの寸法で枘(ほぞ)をつけたらいいか。それを見極める目を持つことが肝心です。

それにはまず、実際に材料を手にとって触れることが大切です。鑿や鋸を自分であてて、刻んだり枘をつけたりして初めてわかるんです。木を知る目が養える。机上のデータじゃないんです。自分で判断するしかないんです。けれども今、そういうことがわからない。ほんまに建築が好きで建築の世界に入ったものが、なぜ自分で手をかけようとしないのですか。口で人に指示して、いいものというのは絶対にできないんですよ。なぜ直接、自分の手でやらないのですか。手と脳は直結してるんです。手と脳がばらばらだとまともなものができません。手が動いて手で材料を感じ取って、脳が刺激されて脳から手に指令するんですよ。それがバラバラで、まともなものが出来ると思ったら大間違いです。次代とともに素材をめぐる状況も変わってきます。昔の茅と今の茅は違うのです。昔の茅はやせ地に一面に生えて硬かったけれど、今は農薬がはいってきて茅が柔らかくなっている。だから屋根がくさります。ゴルフ場の近くに茅場があったりすると、除草剤などの影響がです。こうした変化も研究しなければいけません。金物には限界があります。木にはやはり木。弱いものは太いもので助けてカバーするんです。根継ぎするという方法も考えられます。杉・桧の枘で弱いと思ったら、チークや樫のような硬い木を使って、なるべく柱を傷めず弱くならないために大きな穴をあけないようにします。強い木をいれて、それでカバーしているわけです。まあこういっても素材を大切にし、いたわる気持ちがなかったら絶対できませんけれどね》木下棟梁は現場第一主義、そんな棟梁には大学で建築を学んだ優秀な若者たちがそのような仕事をしたいと多く集まりました。木下棟梁の遺伝子は多くの弟子たちに引き継がれています。

11/24 達成率44.4% 新着 ここより寄稿 朱印帖のご案内

ここよりさんでの最後の寄稿となります。本当にここよりさんにはお世話になりました。お寺同志って同じ悩みを抱えていることが多いのですが、なかなか共有しあえる場がなく。このような場所がネット上に出来てきたのは一僧侶としてとてもありがたいです。今回は朱印帖のご案内になっています。今回のリターンで今までずっと作ってこなかった朱印帖を制作しました。ご朱印はブームですがブームなだけに私の中ではなかなか踏み切れませんでした。それだけに今回制作したご朱印帖を皆様に返礼品としてお渡しできることはとても嬉しいことでした。

新着 ここより寄稿 朱印帖のご案内

今回もここよりさんに寄稿させていただきました。今回は朱印帖についてです。こちらの朱印帖は相当気合が入っています。今までいろんな方から朱印帖の提案を頂いておりましたが、いずれもお断りをしておりました。

それほどそのお寺の朱印帖というのは大切なものだと思っております。今回は寺脇さんの制作によるものです。お寺の考え、また寺脇さんの世界への願いがこの朱印帖には込められております。

お寺の拝観のお供に是非、このご朱印帖をお勧めします。以下記事です。

一休寺オリジナル御朱印帳のご案内
一休寺オリジナル御朱印帳のご案内 再度、こちらここよりさまに寄稿させていただきます。酬恩庵副住職の田辺宗弘と申します。 よろしくお願いいたします。 前回、rethinkとい

11/25 達成率45.7%
新着 木下孝一棟梁の考えていたこと② 「チタンは半永久的にもつ」

前回に続き、棟梁の金言です。今回のプロジェクトでネックだったのが一番のポイントであるチタンについてでした。チタンというとどのようなイメージをもたれますか?あーゴルフクラブに使われているあれでしょ? そのような感じではないでしょうか。実際に当事者の私自身、最初ちゃんとイメージすることが出来ませんでした。一般的に思われているチタンというのはチタン合金です。実際の純チタンというのはやわらかいのです。日本の伝統建築というとても意匠をこらしたものにチタンは合うの?というのが多くの方の意見です。チタン合金のイメージからするとそうなるのは当然です。だからこのような数寄屋建築に向き合ってきた棟梁の言葉が説得力があるのです。チタンの加工技術は大きく進歩しています。伝統の木造建築が古いだけでなく最新の技術と合わさりハイブリットな令和時代に生まれた文化財として広まることを願っています。
■新着 木下孝一棟梁の考えていたこと② 「チタンは半永久的にもつ」

今回も常足亭のムック本から木下棟梁のお言葉です。チタンの話です。

《「チタンは半永久的にもつ」 チタンの話

チタンを使うようになってから工法が変わりました。チタンを開発する話が出たのは昭和六十三年でしたけれど、チタンは半永久的にもつから、うちも半永久的にもつ建築にしようやないかということになったんです。工法や仕口を考えると最低の基準ではだめだということになります。

なぜ数寄屋の大工がチタンをやるかというと木造建築の腐食は屋根から始まるからです。この腐食を防ぐにはどうすればいいのかというのが、もとなんですよ。チタンの色は日本の瓦の色の歴史をふまえた上で考えられたのです。チタンのような新しい素材を文化財の近くには使ってはいけないと言われたことがありましたが、私にはどうも我慢ができなくて、役所へ行って直談判をしました。

チタンの色をつけるのには、ブラストをかけるんです。色を消すためには、表面を荒らせば、光が表面で吸収されてしまうわけです。ブラストを掛けるにはアルミナを使います。新日鐵と開発するのに四年ぐらいかかりました。あれもだめ、これもだめと私が全部検査したんですよ。ブラストをゆっくり、深くかけると色が濃くなるんです。一時期、杮でも檜皮でも間に銅板をつっこんでそれで文化財を葺いたんです。そうするとね、木材が腐食してくると、弾力性がなくなってくるんです。そこへ太陽の熱で銅板が焼けてくると、木がぼろぼろになってくるんですよ。

いまや瓦が有害物質になってしまいました。いろいろな瓦をテストしたら、土が燃料の油を吸っているんです。固い土は吸わないけれども柔らかい青い土は吸うんです。吸う分だけ、皮膜が大きいわけです。銅板も今、酸性雨で腐ってきます。瓦の硫酸と一緒になって、それと酸性雨とが混ざったら腐食が加速します。雨水が落ちたまわりの苔や微生物がみんな枯れてしまいます。それから、浄化槽のところに銅は絶対使ってはいけません。そこに雨水がもし流れた場合には、バクテリアが全滅して浄化機能がなくなります。そういうことは、われわれ無学の人間でもずっと追及していけばわかることなんです。いずれにしてもいま、銅板は屋根材には適さないものになっています。

今、チタンは技師をつくらなければ、と考えています。一般の板金屋にチタンを扱わせて、コーキングとかシリコンで処理されたら困ります。あれははんだが効きませんから、溶接っでないといけません。あくまでも、それを認識させた上で技術指導しようとしています。チタンの樋も割安でできるようになってきました。チタンは曲げても戻るから、平板を細かく線をつけていくと自然に開きます。この特性で樋ができるのです。≫

11/26 達成率47% 新着 ゆあさみきさんから応援コメントをいただきました

50%間近、漫画家のゆあささんから応援コメント頂きました。ゆあささんとは数年前にゆあささんが書かれた一休さんの漫画で知り合いました。この時はまだ伊野さんの「オトナの一休さん」もなく東映アニメの一休さんがあったのみ。刺激をうけたのを覚えています。ゆあささんは岐阜県の柳瀬、地元で活動をされています。一休さんのとんちばなしは江戸時代につくられとても流行しました。世代を問わず愛されました。史実のお話、創作のお話、どちらも一休さんだと私は思っています。そのような一休さんの器の大きさが一休さんの魅力です。今回、クラウドファンディングをきっかけにゆあささんとまたお話をする機会を得ました。これがご縁で2022年は何かご一緒にお仕事が出来ればと計画しております。2019年に発刊された「マンガぼくらの京都」では優秀賞を受賞されています。京都人より京都のことくわしいっ!!
■新着 ゆあさみきさんから応援コメントをいただきました漫画家の ゆあさみきさんから応援コメントをいただきました。ゆあささんは一休禅師の漫画を描いていただいております。東映の一休さん、オトナの一休さん、いろいろな一休さんがいて実に興味深いです。お寺が様々なクリエイターの皆さんが集まる場に。令和の虎丘庵になれればと思っております。湯浅さんありがとうございます!

ゆあさみき(漫画家/イラストレーター)【11/25 追加】

今回のチタンでの葺き替えは、最善を考慮され末永く遺していくための一大決心だったと思われます。 変わらず遺していくには余程の庇護がなければ難しく、時代の流れを柔軟に取り入れたからこそ護られた芸能や文化財も実際数多くあります。 一休さん自身、恩に報いるべく寄付を募り再建した酬恩庵。きっと今回の取り組みも「善きかな」と応援されていることでしょう。 当時も庶民から豪商。文化人や悪御所と呼ばれた将軍足利義教にさえ慕われ、江戸時代にはとんち噺が。昭和・平成ではアニメ化されたりと、時代時代で新たな風を巻き起こす一休さん。 是非皆さんもこの風に乗って、プロジェクトにご支援頂ければと思います。


プロフィール:

岐阜市生まれ。漫画家/イラストレーター。著書に「南総里見八犬伝序の幕外伝 唐獅子牡丹」「柳ケ瀬のアイドル やななやよ」他。現在勇者×保育漫画「KOSODATE QUEST」を連載中。また東宝特撮チャンネル「怪獣人形劇 ゴジばん」少年セリザワシリーズ#3より担当 漫画やイラストを通して、町おこしや和の文化をどうしたら興味を持ってもらえ、次に繋げるきっかけになるかを考え取り組んでいる。 淡交社「ぼくらの京都」にて町家を綿密に取材し、優秀賞を受賞。 東宝とAlphaBoatが共同運営のプロジェクトで、日本カルチャーを表現するキャラクター部門にて入賞。受賞後はニューヨーク最大のアニメコンベンション「Anime NYC」 に参加し、キャラクターを紹介した。 今年の12月26日、「能楽」を未来に繋げるため立ち上げられた「三間四方produce」の東京公演において、「碇潜」と「皇帝」の解説漫画も担当する。

11/27 達成率47%

変わらず。新着なし

11/28 達成率48.2% 新着 木下幹久棟梁の思い

もどかしい日々が続いております(笑)そしてこの日、新着で 木下幹久棟梁のインタビュー動画をドロップ!やっとです。本当に待ち遠しかった!11/1に始まる直前にこちらの動画撮影を思いつきました。クラウドファンディングに開始するにあたって私自身、チタンについて不勉強なのが気になっていました。本当に皆さんにこのプロジェクトの意義をお伝えできるのか 不安でした。私自身にチタンの知識が浅かったのです。この部分をそのままにしているといずれほころびとなる、そう感じていました。他の部分での構成が満足いくものだっただけにここをそのままにしておくのは怠慢でしかありません。お忙しい木下幹久棟梁にご都合を伺い、撮影は11/14に行いました。そこからmontfilmの藤元さんとの編集です。元の動画は1時間半ほどのものです。こちらの元動画も本当に興味深いお話が満載でどこを編集すればよいか本当に悩みました。それぐらいの濃いインタビューでした。急な思い付きでありましたがそれが逆に良かったように思います。光の具合など不確定な要素はありましたが、この熱量の動画はこの一回でしか、なしえなかったように思います。構成や準備はクラウドファンディングにとても大切ですが、このようなライブ感もとても効果的なように思います。

■新着 木下幹久棟梁の思い

こちらの動画をご覧ください

11/29 達成率62.6% 新着 開山堂を見てほしい

大きく動いた日でした。期間中でも一番くらいの大きな変化だったと思います。50%を大きくこえて60%をこえました。サポートの人の今までの統計からみて常に安全圏にはいたのですがやはり心配でした。半分をこえるとぐっと達成に現実感が増しました。新着は開山堂についてです。昨日のトップ変更から開山堂の修繕にリアリティを与えたいと思っての方向転換でした。

■新着 開山堂を見てほしい

今回、開山堂の屋根をチタンで葺き替えるのですが、何よりその開山堂の立ち姿が素晴らしいです。この開山堂は大正時代の建築になりますが、梁の部分であったり屋根の反りであったりとても美しい躯体です。屋根は葺き替えるもの、つまり消耗品です。今までこの葺き替えに私たちは苦労をしてきました。檜皮で40年、銅板だともっと短く。いくら木造建築が長い年数その姿を保つとしても消耗品である屋根の問題が常にネックでした。チタンは200年。その間、工事にかかる人件費、檜皮の費用、足場の費用がかかりません。躯体さえ保つことが出来れば大正、昭和、平成、令和からも文化財が生まれるはずです。私たちも偉大なる先人たちと同じ仕事が出来るのです。

11/30 達成率63.2% 新着 60%超えました!晩秋

昨日の大きな支援の効果は大きく波及したように思います。私もそうですが、チラチラと気にしながらプロジェクトを確認していることがあります。それがどこかのタイミングでいきなり支援を伸ばしている。何が起こったの?と気になりますよね。新着は一日遅れで達成率のご報告でした。晩秋、秋の終わりについて書いています。秋が終わりリアルの拝観者はこれから少なくなってきます。リアル広告からネットでの広報にここから注力していきました。

■新着 60%超えました!晩秋

お寺の紅葉も落ち着き、晩秋を迎えました。この一週間は散りが美しい時期です。紅葉は盛りを迎えそこからまた0へと戻っていきます。私たちの美しいとうっとりする気持ちも紅葉の散りは何も気にすることはありません。そんな私たちを置き去りに次の季節へと移っていくのです。散り終えた姿は清々しく実にスッキリしています。この季節も私は大好きです。また0からいろいろと考え始めることが出来るからです。自分のミスと今年成し遂げたこと、改善点など自分を見つめなおせる時間です。お寺は自然とあります。幹線道路を入ってすぐのところなのに木々は茂り鳥たちは囀ります。そこに歴史とともにあった建築物。人工物であるのにそこに違和感はありません。それは木造建築ということもありますが、先人たちの建築に対する思いだったように思います。私たち日本人に一番しっくりくる建築、それが木造だったのでしょう。昔の人たちは自分たちの代だけでなく自分の子や孫そしてその先の未来を見据えてモノづくりをしていました。今そこにいない人も自身の仕事の評価する人になると考えていました。インスタントなものばかりが横行しています。どのような目線でこれからを生きていくべきか。これは過去をなつかしむ懐古主義とは違います。ネット環境は進み、情報があふれ、必要なもの、そうでないものが明確になってきました。自分たちの生き方を選択できるようになり、そしてそのようになってきています。私たちが歴史を振り返り、これからどのようにしていきたいのか、それを今回のチタンプロジェクトは私に考えるきっかけを与えてくれました。昨日の手水です。

12/1 達成率65% 新着 木下幹久の仕事

12月に入りました。ラスト3週間。終わりが具体的な現実感をもって感じ始めました。今回の新着は木下幹久棟梁のプロフィールを紹介しています。こちらは元々本文に記載していましたがページがとっちらかってしまうので新着の形で紹介してみては とアドバイスをいただいたものでした。開山堂へのリアリティとともに修繕に携わる人 そのリアリティを伝えたいと考えていました。木下幹久棟梁は東京で長らく仕事をされていました。根津美術館の仕事は棟梁の代表的な仕事のひとつです。ネットは地域を超えることが出来ます。今回のクラウドファンディングでページのアクセスが多かったのは京都が一番でしたが、その次にが東京でした。東京への方へ、京都のことを知ってほしい思いがあります。

■ 新着 木下幹久の仕事

 

木下幹久の仕事について 匠和 心傳庵 木下幹久

1981年 数寄屋研究所 心傳庵 入所

仕事

北海道 六花亭 本宅茶室工事

東京 薬王院 茶室工事

京都 光悦寺 位牌堂新築工事/本堂屋根改修工事(チタン)

京都 酬恩庵 屋根躯体工事

2000年 東京 東京にて東京心傳庵として独立

仕事

東京 薬王院 本殿/庫裡屋根改修工事

東京 官休庵マンション内茶室工事

東京 根津美術館茶室ケース工事

埼玉 弧丘(蕎麦店)茶室工事

京都 一周堂 改築工事

2012年 株式会社 心傳庵棟梁へ

仕事

京都 平安郷 東屋工事

東京 薬王院 観音堂屋根改修工事

 

2014年 株式会社 匠和心傳庵 代表取締役社長に

仕事

京都 酬恩庵 収蔵庫扉工事

千葉 某株式会社 鳥居工事

東京 祐天寺 宮殿改修工事

東京 祐天寺 須弥壇改修工事

東京 A様 仏壇デザイン 制作工事

静岡 MOA美術館リニューニアルにかかる工事

神奈川 D株式会社 お社デザイン、制作工事

根津美術館の展示ケースも制作されています。美術館で一番大事なのは何かご存じですか?それはpHの値です。こちらが偏っていると大切な美術品を正しく保管することが出来ません。なかなか大変なお仕事だったようです。これらの経歴をいかし、過去に隈研吾氏と茶室についてトークイベントもされています。

新日鐵住金・日本鐵板では、2015年4月1日イトーキSYNQAにて、木下幹久氏・隈研吾氏を講師に迎え、茶室フォーラムを開催します

12/2 達成率66.5% オンラインミーティング
新着 葺き替えのコスト 足場
新着 ここより寄稿 チタンについて

前回すっぽかしてしまったオンラインミーティング。怒られるのかとドキドキでしたが優しく対応いただけました。この日は以前に少し相談をしていたFB広告について最終確認でした。11月の中ほどから同じタイミングで始まった将棋会館の建て替えクラウドファンディング。FBで羽生さんを見ない日はなかったです(笑)同じことは出来るのか!?と相談していました。あちらの場合は予算もあったのでしょう。全く同じのはなかなか難しいということでしたが、いくつかプランをご提示いただき10万円のプランを行うことに。こちらは事前の振込となります。FBは40代以上が多いSNSです。支援者になる可能性が高いSNS広報だと思います。新着は葺き替え工事のネックの一つ、足場問題について言及しています。葺き替えという言葉があるように、屋根は葺き替えるのが普通です。その都度、足場を組まないといけないのですがこの費用が結構大変なのです。ただこの木材の足場はそれだけの価値があるくらい、かっこいいですが。昨年終わりましたが、清水寺さんもかっこよかった。

■新着 葺き替えのコスト 足場

屋根を葺き替えるにあたって大きなコストの一つに足場があります。現在、一般的には作業するための足場は金属で出来たものを使用して行っておりますが、文化財などの建築になると日本古来の木の丸太を使用したものになります。これは作業中の見た目の問題もありますが、建物自体を傷つけないための配慮でもあります。この木の足場を用意する会社も存在します。しかしながら需要がなくなりつつあるのが現状です。またいつも良い丸太を添えているところも少なくなってきています。需要の減少は価格の高騰につながります。これが文化財の屋根葺き替えにおける大きなハードルとなっています。こちらの写真は当寺の鐘楼の屋根瓦を修繕した時の写真です。足場ではありますが、そこに技術の粋が集められています。思わずうっとりするような美観です。

■ここより寄稿 チタンについて

再度ここよりさんに寄稿させていただきました。
https://coco-yori.com/News/view/cocoyori/177

12/3 達成率66.7% 新着2222チタンの旅
FB広告がスタート!

我ながらなんというタイトルと思いながらも気づいた時は嬉しくてついつい(笑)しかしながらチタンには希望があります。自分たちの世代から200年後を夢想する。昔なら一つの時代が変化する、そんな長さです。今の国家はどうなっているのか?それ以前に地球はなんかも考えてしまいますが昔の大工さんや職人さんはその感覚でモノづくりをされていたのかと思うと何とも頭が下がる思いです。京都のものづくりにはいつも伝統と革新がありました。京都の歴史は京都人の挑戦の歴史とも言えます。そしてFB広告がスタートです。これが思わぬ結果を生むことになります。ネットの力、それこそクラウドファンディングの魅力です。

■新着 2222チタンの旅

映画に「2001年宇宙の旅」というのがありました。スタンリーキューブリック監督の代表作です。いまもファンが多い大ヒット作です。この映画は1968年につくられた作品ですが、今も色あせることはありません。人類の進化、科学技術など様々なトピックがこの映画で語られています。このチタンプロジェクト、当初は開山堂屋根の修繕が始まりでした。以前に葺いた檜皮が疲弊損傷しているので葺き替えなければならないという至極当然のことが始まりでした。しかし、木下幹久棟梁はチタンの有用性を説きそしてこの建物を200年先まで守れるんだということを私たちに教えてくれました。建物さえ長く持たすことが出来ればこの建物が将来文化財として認定されることも何らおかしくない。そう教えてくれました。そこからです。チタンについて調べれば調べるほどその可能性の大きさに驚かされます。本当に実現可能なのではと思えてきました。日本の重要文化財を調べてみると、日本の近代建築も国の重要文化財として指定をされています。今年度1964年の東京オリンピックの際に建築された「代々木競技場」など7件の建造物が新たに国の重要文化財に指定されています。歴史だけでなく意匠的にも技術的にも高く評価されています。当寺の開山堂チタンプロジェクト、これはただの修繕プロジェクトではありません。チタン屋根を使用したハイブリッドな近代の木造建築になりうる、そう私は考えています。来年が2022年、そこから200年。この建物が守り抜かれると2222年。こんなにワクワクすることはありません。今回のプロジェクトは皆さんと一緒に令和時代からの文化財をつくりたいというものです。私一人の力では実現できません。皆様のお力があって初めて実現できます。コロナ禍の閉塞感を打ち破りましょう!

12/4 達成率69.8%

70%目前となりました。60%と70%のこの感じ方の違い。すごいですね。テストも70点台だとまだなんとかという感じですが、見え方の違いというものはおそろしい(笑)
日常でもこの点を感覚としてもちながら自己採点をしていくと次への改善へとつながるように思います。ここから数日、新着はなしです。ネット上ではFB広告によって動画が拡散されていると想像するとワクワクします。

12/5 達成率71.8%

12/6 達成率72.8%

12/7 達成率74.9%

12/8 達成率75.4% 新着 残り16日 75%に達成ました!

70%台に突入して支援率のカーブが急激に変化しています。中間期間は徐々に推移していましたが、明らかに動き方が違います。終盤戦に入ったというところもあり、また70%台に達してプロジェクトが現実味を帯びてきたように思います。ここからラストまでの間の効果的な手法として新着の画像で残り日数を訴えていきます。2週間直前、自身としても正念場の二週間の始まりです。また同時に今現在の達成状況を報告することも大事です。こちらの新着は支援者に対してメール配信されます。サイトのページからも確認することができます。ただ当初は新しい人に届ける手段ではないのかぁと考えていましたが、アップした新着をtwitterなどでシェアすれば問題ありません。twitterでの拡散はとても有効です。

■新着 残り16日 75%に達しました!

後半に入り、皆様方のご支援を続々といただいております。ありがたいことです。チタンの有用性を理解いただきこれからの未来を一緒に作っていくことが出来る同志を得たことは何よりの力であり私の勇気となっています。ありがとうございます。支援金額が目標金額1000万円の75%に達しました。このまま引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

12/9 達成率77.7% 新着 夢を現実に③ 病からの復活

達成率が777(笑)運気上昇中です。新着は私個人のことについて書いています。ヤマケンさんとの出会いと思い出についてでした。ヤマケンさんには期間中、シェアをいただきました。このような方たちのシェアは本当に大きくありがたいです。勇気をもらうことが出来ます。多くの人にいろんなジャンルの方々に届けることが出来るのはありがたいですね。

■新着 夢を現実に③ 病からの復活

少し個人的なことを書きます。東北の震災があった年です。今までに経験のなかったことに私たちは心も体もコテンパンにやられてしまいました。今もその傷跡は残っています。原発の問題もあり震災後の復興はなかなか進みませんでした。みんな変わろうとしているのに問題は一向に解決しない、そんな状況が自身の環境とも被り、私は病気をしました。その時の病気は今も完治はしていません。原因は不明、病気としても難病指定されているものです。当時はこれからどうしようかと絶望にくれたのをよく覚えています。そんな時、ふと見たテレビ。そこに映っていたのはヤマケンさんこと山本謙治さんでした。元々食べるのは大好きな私です。山本さんの熱量に私は勇気をもらいました。気づいたら私は山本さんに手紙を書いていました。お寺では一休禅師のころから一休寺納豆という発酵食品をつくっています。今でこそ多くの人に食品として認知をされてきましたがそれまでは一部の人しか知らない食べ物でその評価も決して良いものとは言えませんでした。一休寺納豆の研究と普及は私のライフワークの一つですが、その時はなかなか有効な方法が見いだせず、また自分の中でも答えが見えていませんでした。同じ熱量をもったこの人にこの食品を届けたい、その思いで手紙を書き一休寺納豆とともに送りました。その時は返事が来るなんて考えもしていません、何かしないといけない、思いを伝えたい、ただそれだけでした。数日後、ヤマケンさんから手紙が届き実際に取材に来てくれたのです。ヤマケンさんにはその時からお世話になっております。今回のクラウドファンディングでも情報を拡散してくださっています。

あの一休さんのお寺の心づくしによる「一休寺納豆」をいただきました。驚くほどに濃厚な味わい、一粒でご飯一杯たべられそうな発酵食品だ!
先月放映の「新報道2001」を観ていただいた方々から、メールやお葉書などいろんな激励をいただいたのだけれども、この小さな箱が送られてきた時にビックリ。だって、京都のお寺さんからなんだもの。 その名も一休寺。あの、僕らが子供の頃にアニメ...
あの中国のトウチよりずっとインパクトの強い旨さと香りがする「一休寺納豆」の景観を守るための資金、あと7万円程度で集まるので、後押しする!
詳しくは下記のリンク先を観て欲しいのだけれども、ここ数年親しくさせていただいている京都は宇治の一休寺の副住職である田辺さんが、文化を守るために奔走している。 ■一休さんでおなじみの京都府京田辺市にある

その時に確信したのは、日本のどこか、世界のどこかに自分と同じような熱量を持った人は確実にいて、そしてその同志と同じ時代に生き、つながることが出来るということでした。そして何よりも行動、行動することでしか結果はついてこないということです。やらなければ0です。今回のクラウドファンディングも目標金額は1000万円。途方もない金額です。しかし今現在、76%のご支援をいただくことになりました。確実に同じ熱量を持った人はいるのです。ありがとうございます。明日で残り二週間となります。最後まで全力で走り抜けます。皆さんのご支援をお待ちしております。再度シェア拡散いただければ幸いです。

12/10 達成率81.3%
退蔵院松山大耕副住職のFBシェア

達成率は80%に達しました。そしてこの日とてもありがたく嬉しいことが!同い年もあり同じ禅僧の退蔵院副住職、松山大耕氏にFBにてシェアをいただきました。その中で実際に今の文化財の現状について言及頂いています。私は同じような問題に頭を悩ませている多くの寺社の皆様とこの問題を共有し共に解決していきたいと考えています。今回のこの事業がロールモデルとなれれば幸いです。松山氏の言葉は文化財だけでなく同じ禅僧としてどのように文化継承をしていくか、何が正しいのか その点にも触れています。この部分は本当に重要で、開山堂の修繕は一体何のために行っているのか?開山堂は一体何のために存在しているのか?そこに関わってきます。言うまでもなく当寺の開山であり日本に禅を伝えた大応国師その方の存在があるからです。以下松山氏の文章を抜粋します。

一休寺の副住職、田辺宗弘くんが
新しい文化財保全の方法にチャレンジしています。

私は元々、古来よりの技術を

次世代につないでいくことが重要だと考え、
むやみに新しい技術を採用することには
慎重な立場でした。
しかし、昨年、退蔵院の方丈屋根が杮を葺き替えて
10年も経たずして一部破損してしまいました。
退蔵院だけではなく、
他の文化財でも同じような被害があり、
気候変動で今まで見られなかったような
バクテリアが繁殖し、
腐植が一気に進んでしまうのだそうです。
杮は従来であれば30年に一度葺き替えるのですが、
10年ごとに葺き替えるということになると、
金銭的、技術的に相当な負担となります。
屋根の葺き替えだけで億を超える費用が必要になり、
補助があったとしても、
毎年相当な金額を積み立てる必要があります。
国も文化財保全のための基金は潤沢にあるわけではなく、
時代にあったやり方を採用しないと、
文化財そのものの保全が難しくなると

考えるようになりました。ですから、一休寺さんの試みは文化財保護に関して一石を投じるような試みだと思います。

大切な文化財を時代に合わせながらどのように保全し、
次世代につないでいくのか。
皆様のお力を是非お貸しくださいませ。

クラウドファンディングの他の記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました