こちらではおススメの書籍から情報、アイディアを自身の理解とともにアウトプットとしてご紹介していきます。
平野啓一郎 私とは何か 「個人」から「分人」へ
平野啓一郎氏の 私とは何か 「個人」から「分人」へ を読んで感銘。私が今まで感じていた違和感を解消してくれました。分人という概念はどういうものなのか?そして私たちに与える影響とは?現代の生きづらさを解消する鍵はここにあります。人生100年時代を生きる智慧なのかもしれません。
書評 日本の美意識で世界初に挑む-細尾真孝
言わずと知れたHOSOOの当代、細尾真孝氏の著書。歴史ある西陣織の会社がおこす単なるサクセスストーリーではありません。細尾氏の徹底した美意識とそれを創造にかえる方法論と思考法がここには書かれています。気づきにあふれた一冊です。また随所にでてくるアーティストやブランドなど私たちの生活を豊かにするワードにあふれています。ビジネス人だけでなくこれから自身の生活をクリエイトする人たち必携の書です。
同情はなぜいけないのか?!ニーチェをよむ
人のことを憐れむ、共感する、人間には同情という感情があります。これは動物にはない人間のみがもつものでしょう。しかしニーチェはそれを悪といいます。それはなぜか?!同情の何がいけないのか?私たちは知らず知らずに自分の枠組みに人を組み込んでいないのだろうか?今の自分をふりかえるきっかけをニーチェは与えてくれます。
ニーチェは役に立たない だからこそ 素晴らしい
神は死んだ ニーチェのこの有名すぎる言葉は多くの人が聞いたことがあるだろう。しかし著者 永井均 が言うように私たちは哲学にニーチェに何か意味があると求めすぎだ。ニーチェに意味はない、そして役に立つような価値もない。しかしそこに書かれているのは徹頭徹尾、真理でもある。大好きなニーチェについて語っていきます。
語られ続ける一休像とは!?飯島孝良先生の新刊を読む。
今年度から花園大学の国際禅学研究所専任講師となられた飯島孝良先生。一休研究が専門。こちらの本では前田利鎌、芳賀幸四郎、市川白弦、柳田聖山をはじめとする戦後の思想史から一休を読み解く試みがなされており、確実に今後の一休研究の礎となるだろうと思われる一冊です。一休とはいったい何者だったのか!?
般若心経を考える(佐々木閑先生の100分de名著から)
お経の王様、般若心経。わずか262文字に仏教のエッセンスが説かれています。空とは何か?お釈迦様が説いた教えではなかった?むしろお釈迦様の教えを否定した?!仏教哲学を専門とする佐々木閑先生の著書から歴史的経緯、般若心経が言いたかったこと、その全貌に迫ります。
NO RULES 世界一「自由」な会社、Netflix
お待たせいたしました、お待たせしすぎたのかもしれません。全裸監督2が話題のNetflix。飛ぶ鳥を落とす勢いで今も成長し続けるモンスター企業。Netflixはどんな秘薬を使っている?!not control 管理をしない組織運営はどのようにして可能になったのか?その秘密に迫ります!
本気で書評を書いてみる 伊野孝行「となりの一休さん」
「オトナの一休さん」の作画を担当した伊野孝行さんが描いた一休さん。これがこれから一休さん本のスタンダードになると思います。
本気で書評を書いてみる 宮本しばに「台所にこの道具」
素描料理家ってなに!?って思っていた私もこの本読んだらえらく腑に落ちた。宮本しばにさんの魅力に迫りました。