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鬼滅の刃 吉原遊郭編はじまる

発酵の記録

嬉しいニュースが入りました。昨年、鬼滅の刃無限列車編が映画で公開となりましたがその続きである吉原遊郭編がテレビアニメとして放映されることになりました。
漫画で柱である宇随天元が奮闘する姿男らしさと人としての器の大きさ(煉獄さんしかり柱たるものがもつ)、また鬼滅の刃の魅力である容赦のない現実の残酷さが描かれていて吉原遊郭編は私にとって特に思い出深く、好きなお話です。

しかしながら、アニメ化の決定に世間はすこしざわついているようです。元々深夜枠で放送してたアニメでしたが、映画の大ヒットもあり立志編がゴールデンタイムで放送。今回の遊郭編も続編ということで子供も含めて多くの人が見ることが予想されます。

まず遊郭というものを子供たちにどのように説明するのか というところのようです。

立志編がゴールデンで放送されることになった時もすこし心配をしました。もともと鬼と戦うという点で残虐なシーンが多くそれを子供たちに果たして見せてもいいのかということです。

私はまわりの大人がちゃんと説明できれば問題ないと思っています。物語の本当に伝えたい部分を伝えずわかりやすい部分(残虐なシーン)だけが間違って伝えられることがあります。

鬼滅の刃の本質はそこにはありません。

今回の遊郭の舞台設定も大正という時代、そして人間の本質的な部分(さまざまな欲)を描くのになくてはならないものです。私が危惧するのは、子供に見せてはいけない(臭いものには蓋をする)という力が働いて原作の良さが曲げられないかということです。

小説でも映画でも人間の泥臭い部分がいかに痛みを伴いながらも描かれるところに芸術性があり、それは漫画やアニメでも変わりません。だからの深夜枠であったようにも思います。

元々はジャンプですが私たち大人が原作やアニメにその本質を見たから、人気に火がつきました。

今や、鬼滅の刃は日本の経済を救う巨大なコンテンツです。経済的な理由で原作の良さが歪曲されないことを願います。

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