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所有することなかれ

発酵の記録

所有を増やすことはわるいこと?

日本人はどうしてもお金に対して汚いイメージがあります。昔からあいつは守銭奴だとかそのような表現を使います。実際にケチな人はいますが、それだけでもないように思います。
しかしながら私たちは今現在、資本主義というシステムを選択している限り、お金は私たちの生活にとってはなくてはならないものです。毎日仕事をしてお金を稼いで生活をしています。

それではお金は本当に汚いものなのでしょうか?いやお金自体に汚い汚くないはないはずです。それを持つものの心の問題を昔から汚いと言っていたのだと思います。
お金は便利なものです。価値をわかりやすいかたちで理解することが出来、またこれによって買い物をすることが出来ます。価値として交換可能にしているのです。

お金は使わないと意味がありません。お金は死んでももっていけないよ と言いますが、もっているだけでは意味がないのです。確かにもつことで安心を得ることはあるでしょう。でも仮に大災害がおこったりクーデータが起こり政情不安になったりすると一気にその価値を失うでしょう。政府などの存在がお金の価値の担保になっているからです。所有しているだけでは意味がない。お金は積極的に使わないと意味がありません。

私は自身のスキルアップにお金を使っています。時間と経験に対してお金を使っています。時間は有限です。限られた時間をどれだけ有効に使うことが出来るか?それには自身のスキルアップにつながらう体験や経験が不可欠です。自身が成長した状態で時間を過ごせているか?逆に言うと自分の見ることが出来るものが多い状態でいかに多くの時間を過ごすことが出来るか です。

具体的に説明しましょう。私は昨年、ミラーレスレンズのカメラを購入しました。そろそろ新しいものを買い替えたいと思っていた時でもありました。しかし価格の問題もあってなかなか踏ん切りがつきませんでした。秋になり、紅葉の写真を撮りに出ていた時ですやはり長年使っていたこともありついに故障してしまいました。結局買いなおさざるを得なくなり購入することにしました。なけなしのお金ですが、撮影が出来なくなるので仕方ありません。

しかしいざ購入してみるとカメラの費用のことなんかより、今まで撮ることが出来なかったような写真が撮れるではありませんか!しかも昨年の秋は紅葉が美しく、この機会で買いなおすことが出来ていなかったらこの風景は写真に残すことが出来ませんでした。昨年の秋はもう帰ってきません。

また今年は数年ぶりに京田辺市にも雪が降りました。これもばっちり写真におさめることが出来ました。雪景色などそうそう撮ることが出来ません。何年後に降るかわかりません。

これがその時の写真です。経験はお金に変えられません。しかしお金は経験に変えることが出来るのです。

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