室町時代から伝わる発酵食品、一休寺納豆の普及は私のライフワークです。このような食品を求めている人たちにいかに的確な情報とともに届けるかを常に考えています。それは単純に好きだという気持ちが強いからだと思います。そんな感じで常にアンテナを張っている私ですが、数年前NHKで小倉ヒラクさんを発見。発酵デザイナー? what? デザイナーなの?全く意味が分からなかったのですが、何か面白そうと感じいつものごとく関心事リストにメモ。そのまま少し放置してあったのですが、昨年東京渋谷のヒカリエのd&departmentで大体的に超面白そうなイベントを開催されてるじゃないですか!ますます気になってヒラクさん関係を調べまくる。そこで出会った「発酵文化人類学」にぶっ飛ばされるわけです。この本とても面白い本なのでぜひとも読んでいただきたい。
お勧めするポイントを挙げるとまず①単純に読み物として面白い、ヒラクさんの文章がとても読みやすくそしてユーモアにあふれ面白い。ヒラクさんのデザイナーとしての趣味や感性もとても共感できることが多く、音楽やサブカル好きにはたまりません。
そして②発酵を学ぶにあたっての教科書的存在になるということ。各章の終わりに参考文献が記載されているのですが、どれも面白そうな本ばかりそしてしらなかった知識を得ることが出来る本ばかり。発酵を勉強していく指針となります。
是非、ご一読いただけるとあたらしい発見があると思います。そして今年2020年、ヒラクさんは下北沢に「発酵デパートメント」をopen。昨年のイベントをお店にしちゃったというもの。コロナで私も伺えていませんが、全国のおススメ発酵食品を取り扱うお店です。そしてそして一休寺納豆も扱っていただいております。こちらの経緯はまた後日。
無事、一休寺納豆の取り扱いも始まり。またそれも順調でありがたいことです。
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