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涅槃会

発酵の記録

本日は涅槃会です。禅宗に二祖三仏忌といいまして大事な日があります。二祖とは達磨大師とお寺の開山様のことです。こちらお二人のご命日とお釈迦様がお生まれになった日、お悟りを開かれた日、そして涅槃に入られた日、の仏に関わる三つの忌日 これらを総称してこのように言います。

涅槃会はお釈迦様が80歳で涅槃に入られた時の様子を描いた涅槃図を本堂に掲げます。お釈迦様の周りには弟子や信者だけでなく様々な神、動物などありとあらゆるものたちがお釈迦様の死を悲しみ集まっています。

お釈迦様の死因は老体で病を患っていたところに、鍛冶職人のチュンダの供養した食事で食あたりを起こしたからだと言われています。チュンダはひどく後悔をしましたが、チュンダの供養した心はスジャータの乳粥を供養した心となんの違いもない、同じく毒だとチュンダを慰めたと言われています。

仏教、お釈迦様の教えは 唯一神としての存在を説くものではなく、この世の真理を説き、そして人と人との縁であり感謝の心を説くものであったように思います。

 

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